魚について | 末期がんの緩和ケア ご家族のための「在宅緩和ケア」「食事」「自宅での医療」の知識【神奈川県川崎市幸区の在宅緩和ケアクリニック】

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魚について

魚はからだの免疫機能を維持するために必要なタンパク質源でありつつ、しかも、含まれる脂に、がんと闘う力をもつ成分があることがわかっています。

それは、EPA(エイコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)で、青魚とよばれるあじ、いわし、さば、さんま、はまち、ぶりなどに豊富で、そのほかには中トロ、うなぎの蒲焼きなどにも多く含まれています。この2つの成分には、がん細胞の転移を抑制したり、抗がん剤の副作用(脱毛)を軽くする作用があることがわかってきました。

EPAとDHAは魚の脂成分なので、刺身でまるごと食べるのが効率の良い食べ方です。ですが、白血球が減少しているときに生魚は厳禁なので、脂が逃げ出さないように、フライパンで焼くのがおすすめです。サプリメントでEPAやDHAを摂った場合の効果は確認されていませんので、あくまで魚として食べましょう。

上記で紹介した魚は、いわゆる「脂ののった魚」なので、胃に不快感などの症状がある場合には食べづらい魚です。これら以外にも、たいやさけなどをはじめ、魚類にはEPAやDHAが含まれていますので、必ず青魚類でなければならないことはありません。ですので、胃に不快感などの症状がある場合には、比較的脂肪の少ない白身魚などが、取り入れやすいタンパク質源としてもおすすめです。煮る、ゆでる、蒸すといった調理方法で、ポン酢などをかけると食べやすくなります。

干物や塩を振って販売されている切り身などは、高塩分になりがちです。塩分が高いと胃に刺激がかかりやすくなるので避けておきます。さけなどの切り身は、出来るだけ塩なしタイプを購入し、自宅で塩味をつけることがおすすめです。しらす干しといった小魚類や干しエビなどは、カルシウム源としても優秀です。

また、ホタテ貝柱をはじめとするあさりや牡蠣など貝類は、脂肪が少ないうえに不足しがちなミネラル類が豊富ですし、全的にうま味が強いので、食事が美味しく感じやすくなります。貝類は味噌汁にすると、イヤと感じるにおいが香ばしく感じることもあります。青ネギなどを入れるとなお良いでしょう。貝からからだしが溶け出しているので、体調によっては汁だけを飲むのもおすすめです。しかし、貝類はしっかりと加熱しなければ食中毒の原因になりますので、厳重な注意が必要です。

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