食事が食べられないときの工夫 | 末期がんの緩和ケア ご家族のための「在宅緩和ケア」「食事」「自宅での医療」の知識【神奈川県川崎市幸区の在宅緩和ケアクリニック】

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食事が食べられないときの工夫

抗がん剤の使用や放射線治療を受けると、ほとんどの人に食欲低下が副作用として起こります。これは単純に薬剤の副作用が原因となるだけではなく、抗がん剤の使用や放射線治療を受けることを「悪い知らせ」と受け取り、回数を重ねるごとに精神的な落ち込みが深くなることが原因となることもあります。

前者の場合は、同時に起こる副作用である、吐き気や下痢、味覚障害(何を食べても味が美味しく感じられない症状)を伴うことがあり、それによって「食べられない」ことになります。後者の場合は、涙がおさまるまで待つことも必要です。この場合、精神的なつらさによって「食べたくない」という状態に陥っているため、主治医や看護師、管理栄養士の協力を得ることで、本人だけではなく家族や介護者も気持ちが軽くなることがあります。

まずは、「食べられない」のか「食べたくない」のか、その両方なのかを知り、原因を見つけることが重要になってきます。薬の副作用によるものが大きい場合は医師に相談をし、精神的な原因が多くを占めている場合は、涙がおさまるまで待つことも必要です。

少ない食欲のなかで食べられるものは限られています。場合によっては栄養補助食品などを使用することもありますが、使用に際しては、必ず医師に相談することが必要です。素人判断でサプリメントなどを使用することは絶対にしないで下さい。

食欲不振が長く続くと、体重および体力の低下を招くので、食事は本人の好物を優先することが、食欲を引き出すポイントになります。ただし、これまでと好きなもの、食べたいものが変化していることもあるので、本人に「どういったものが食べたいのか」を聞いておきましょう。

このほか、「食べたいと思った時に食べる」ことしか難しい状態になっていることもあります。小さめのおにぎりにしたり、好きなおかずを小分けにして冷凍しておくと、食べたいタイミングにさっと出すことがしやすくなります。卵料理やチーズや豆腐、牛乳、ヨーグルトなど、タンパク質が豊富な食品もおすすめです。

食器を小さめにし、少量を盛りつけて「食べきった」と達成感を持ってもらうと、「食べられなかった」という落ち込みを防げます。「残しても構わないから」と声かけをし、料理の皿数を多めに用意して、食べられそうなものを選んでもらうのも1つの方法です。

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