遺伝性乳がん・卵巣がん | 末期がんの緩和ケア ご家族のための「在宅緩和ケア」「食事」「自宅での医療」の知識【神奈川県川崎市幸区の在宅緩和ケアクリニック】

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遺伝性乳がん・卵巣がん

海外、アメリカなどでは実はマンモグラフィは、いらないんじゃないかという話が出ています。

なぜかというと、日本の乳がん検診の発症する率というのが40歳から50歳が非常に多いということで、40代のマンモグラフィを日本では勧めています。

けれども、実際海外のほうではピークは60代とかなんですね。
そうすると、あまり早くやっても意味が無いのではないかという意見が出ています。

特に海外と比べて、日本は若いうちに乳がんになることが多いのですが、乳がんの特に遺伝性の乳がんや卵巣がんは20代とか30代でなる方がいるので、お母様が乳がんですという方は大体娘様はその危険性というのは約2倍くらいになって、お母様とお姉様が乳がんですという方は約4倍の危険性といわれています。

ですから、そういうご家族とかご姉妹が乳がんという場合は特に早めに検査を受けていただきたいなと思います。

遺伝性の乳がんは必ず発症するのかというと、先ほど言いましたけれども受け継がれるのは50%くらいですが、油断はできないです。

では遺伝子を全部調べればいいのではないかという風に思うかもしれませんが、遺伝子を全部調べると100万円くらいかかりますので、全員100万円かけて調べるのかということになってしまいます。

しかも自分がもしその遺伝子を持っていると分かった時に、大体 BRCA1という遺伝子を持っている方は50~80%くらいの確率でおきますよ、 BRCA2という遺伝子を持っている方は40~80%くらいの確率で病気になりますよ。それを知らされた時にどう思うかということです。

あなた持っていますよ、でも起きる確率は80%弱くらいですけれども、これからの人生、どうしますかといわれたところで、ちょっとまだ日本では受け入れ体制ができていないので、なかなか遺伝子検査というところまでは行っていません。

ただ、海外では遺伝子を全部調べて、自分に遺伝子があると分かった方は両方とも乳房切除、両方とも予防的の乳房切除といって取ってしまいます。

その代わり再建技術というのがあるので、インプラントとか良質の乳房再建というものをして、これでもう乳がんにはなりません、という安心感ですごしていく、その価値観の違いだと思います。

日本ではまだ、がん検診をやっていくということしか対策はできていません。
これはグラフですが、高齢になると乳がんにならないかというと、ピークが40歳から50歳くらいですけれども、その後もなだらかに下がっては行きますが、大体70歳80歳でも乳がんになります。

しこりを発見した時、どうしたらいいか。
大体は様子を見ましょう、そのまま忘れてしまうか、そのうち消えるでしょうという方がほとんどだと思います。

その中で大事なこと。いつから気づいているか、大きさが大きくなったり小さくなったりしているか。
月経周期、生理のたびに膨らんだり、終わったらしぼんだり、痛みがあるかとか、いろいろ条件があります。

変化して大きくなったり小さくなったりするものは大丈夫なんですけれども、継続して何かしこりが触れるという場合は、怖がらずに乳がん検診に行って欲しいと思います。

本当にしこりがきっかけで発見されることということは非常に多いので、しこりがあっても見てみぬ振りをしない。

そのためには病院がもっと行き易いところでなければいけない、行くのが楽しみというわけではないですけれども、ある程度、行って何かスタッフがあそこは優しいしとか環境が良いしとか、先生が良いしとかいうところが上手く見つかればいいな、というふうに思っていて、そういう先生たちが少しでも増えていくようにというのも、自分のやるべき活動なのかなと思っています。

これはあまりにも放置しておくと大きくなってしまうんですね。
これは全体像は分からないようにはしていますけれども、こちらの胸は本当に少しだけなのですが、これは若い女性です。

40代くらいのですね。言えなかったんです。ずっと言えなくて、誰にも相談できなくて、旦那さんにも相談もできなくて、旦那さんに相談できないというか、どうしていたのかなというと、ずっと会話も無く、ひきこもって、部屋に引きこもって、外出もできなくて、そうやって抱え込む必要というのは私は無いと思うのですけれども、やはり大きなしこりでやっとの思いで、私のところに一生懸命インターネット見て、思いつめた表情で私のところにいらっしゃいました。

お化粧もしないで、髪もばらばらでというか、本当に思いつめて、泣きながら私のところにいらっしゃいました。

このような大きなものでもこれはがんではないんです、実は。
良性のものでも大きくなるものもあって、ですが、あまりにも大きくなってくると、少し一部がん化してくるというのもあるんですが、この方は綺麗に切除して、皮膚を移植して、今は元気になりました。

今度綺麗に直って、外来でいらっしゃった時には綺麗にピアスつけて、髪の毛もオレンジ色で、明るいメークをされて明るい色のお洋服を着て現れた。どれだけ彼女を苦しめたのかなということを感じました。あまり抱え込まないでほしいです。

 

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