乳がんを乗り切るために | 末期がんの緩和ケア ご家族のための「在宅緩和ケア」「食事」「自宅での医療」の知識【神奈川県川崎市幸区の在宅緩和ケアクリニック】

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乳がんを乗り切るために

乳がんの話にもどりますが、最近、乳がんの治療の考え方が変わってきました。

たとえば、転移がある方も胸の部分の原発層といわれている部分があるのですが、そういうところを撮るのは全く意味が無いだろう、といわれていましたが、転移があったとしても、病気の部分、原発層を手術することで、その部分の特所コントロールを得る可能性があります。

生存率延長は不明ですが、こういう外科切除の適用が見直される傾向にあります。
いつも乳がんに関しては2年ごとにザンクトガレンというところでミーティングが行われています。

これほど頻繁に変わっていく、ガイドラインもこれに合わせて変わっていくのですが。ザンクトガレンというのはスイスにあります。

ここに世界中の乳腺外科医と腫瘍内科医も含めて集まって、二年ごとに議論して、この内分泌療法について、これからはどうしようかと話し合われています。

たとえば、閉経後の患者さんで、先ほどはAIと言って、アロマターゼ阻害薬がいいですよ、といいましたけれども、必ずしもAIでなくてもいい。なぜかというと、副作用の関節痛や骨粗鬆症がつらい時があるからです。

これは今年、みんなの投票で決まっていくのです。世界中の先生たちが一同に介してこの治療にしてはどうしていこうかと話し合われていて、このように決まっていきます。

これもまだ全員に情報がいきわたっているわけでなく、まだ知らない先生たちもたくさんいます。

閉経後患者さんで、たとえば、AIを五年以上やったほうがいいかというと、リンパ節転移が陽性であればやったほうがいいですよ、など。
これは資料としてもっていっていかれればいいのですけれども。

やはり副作用が骨粗鬆症とかがあるので、十年は必要ないだろう。手術前にホルモン治療をするのはどうかというと、やったほうがいい、閉経後の患者さんでは手術前のホルモン治療は93.8%の方がやったほうがいいと。

その期間はというと、これは乳がんについて勉強されている方はご存知なのですが、この間、日本の中で乳がんのザンクトガレンの会議に出られる先生がおっしゃってましたが、手術前のホルモン治療はどうしたらいいか、という答えで、いつも外科医がおろおろすると怒られました。

外科医はすぐに手術をしたがると、よく外科医を怒る先生なのですけれども、要するに、一番いい状態になるまで、あわてずにしっかりホルモン治療をしなさい。慌てずにしっかり、効果が見られるまでホルモン治療をしなさいと言われています。

あとは乳がんを乗り切る為に何をすればいいか。相手のつぼを知るというのはなかなか難しいのですけれども。相手のツボ、喜ぶこと、嫌がること。

病院でも主治医の先生も結構単純な人間だったりするんで、ちょっとした、全然自分のほうを向いてくれないなというときに、先生の論文を見ました、とかちょっとくすぐるようなことを言ってあげたりすると、喜んだり、意外にそういう単純なことで喜びます。

あと、乳がんが嫌がることは何だろう?乳がんが嫌がることというのはどういう治療をしたらいいのかというのも含めてつぼを知る、乳がんについてもつぼを知る。

これも患者さんに言いますけれども、たとえば、温存療法、胸の一部だけを取る手術がいいのか、乳房全摘出がいいのか、胸を全部取るほうがいいのか、で、再建もした方がいいのか、も含めて、迷っている時は頭の中でだけ考えないで、ノートに自分が今度どういう風にしていきたいか、何を望んでいるのか、命が大事なのか、自分の胸の形が大事なのか、そこを並べて、どういう風にしたいか、どういう風になりたくないか、というのをきちんと紙に書いて整理する。これはいろんなこともそうですよね。

自分の今やるべきこと。どうしたらいいのか、ということをまとめて書いていく。
震災の話もありましたが、たとえば半年後、皆元気なのかというのは実は分からないわけですよね。

そういうことで今時分がやるべきことは何か、短期間の半年間の間で何をすべきか、長期的なものも必要ですけれども、それを今乗り越えたら今度は何をしたいか、ということで、次々と自分にミッションを課して行ったらいいかなと思います。

後は皆さんがあまりにも過去の記憶に縛られて過ぎている。
たとえば、がんの痛みをとるのに、麻薬というのはとても有意義なんですけれども、どうしても家族ががんで苦しんだことがあって、それを見ているとついつい、がんはやっぱり怖いんだと思ったり、麻薬を使うとちょっと狂ったみたいになってしまう。

そういう思い出があったりしてしまうと、過去の記憶に縛られないようにして欲しいです。そのお手伝いも私たちが出来たらいいなと思います。

なりたい自分になる、外見を大切にして、作り上げるというか、自分がこういう風になりたいというイメージで、外見を大切にして、病院に行く時もおしゃれして、ちょっと主治医の先生に綺麗だねといわせるくらい。

主治医を緊張させるくらい、この人はなめたらいけない、と思わせる、そういうのも大事なんです。

新しい自分になる為に、将来こういう風になりたい、今はこういう風になりたくない、というのを頭の中で整理して、常に新しい自分を目指していく。

タイムマシンに乗ってみるって言うのは変な話ですが。たとえば、2年後に自分はどういう風になっていたいか、元気で子供たちに囲まれているためにはどうしたらいいか、2年後にお孫さんたちに囲まれて笑顔でいるためには今何をするべきなのか、とかたまに自分について考えてみるのもいいと思います。

たまたまこの前、本田選手が、中学生の時の文集で、言葉に、ワールドカップで有名になってとか、外国から呼ばれるような選手になって、給料は四十億円欲しいですとかこういうことを書いていて、ネットで話題になっていて、これが本当かな、と思うのですが、これが本当に言葉に書いていることが実現しているんですね。

こういう風に時にはタイムマシーンに乗って空想して、文章に書いてみて、それが不思議と引き寄せられていって、自分の中でもそれに向かって意識して行動していくということで文字にしましょうといいます。

2010年の時点でこういうのも一時期発表されていましたので、本当だと思います。

完璧を目指さなくていいので、あまり不完全なうちからスタートを切って、自分のやりたいこと、夢に向かって歩いていきましょう。

自分を信じて、自分の力を信じて。もう何も信じられない、いろんなことでみんな信じられない、投げやりになってしまうような時でも自分だけは裏切っちゃいけない。

自分のことを信じて乗り越えていって欲しいと思います。

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